レビュー:「RoBoHoN」デザインの秘密に迫る!

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小型人型ロボットとしては最強。スマホとしては?……

ロビくんとツーショット
Amazon EchoやGoogle Home、Zenbo、JIBO、ペッパー君など、会話をインターフェイスに据えたデバイスやロボットが続々と登場しています。
そんなかでも一番小さくて一番かわいいのがロボホン。しばらく使ったのでレビューを書いてみたいと思います。

ロボホンの機能については、各種のレビューが詳しくやってますし、ここではロボホンのデザインについての詳しい考察を中心に書きたいと思います。



ロボホン?何ができるの?

ロボホン公式サイトhttps://robohon.com
公式フェイスブックhttps://www.facebook.com/robohon.jp/

ロボホンは要するにスマホとして使える小型人型ロボットです。カメラも電話もメールもできます。
SiriみたいなAIが搭載されていて、「写真撮って」と言えば写真を撮ってくれますし、「メール送って」と言えば、文面を口頭で言うだけでメールを送ってくれます。歩いたり踊ったりも可能。動画をプロジェクターで写すことも出来ます。メールが届いたら身振り手振りを交えて読み上げてくれたりします。まじで可愛いし楽しい。

以下は開発者の高橋氏の説明。


外観

一目で高橋氏のロボットとわかる丸みを帯びた目は今回も健在

1.
カラーリングは家電製品としてはかなり落ち着いたものです。やはり男性が使うことも考えると、顔が可愛すぎるだけに、色ぐらいは落ち着いたものにしておこう、という意識なのでしょう。

デザインの方向性は、ロビのようなカッコ良さと可愛さが共存したものというよりは、可愛さが前面に出ていると思います。
個人的にはロビの方が良かった気もするのですが、ロボホンも素晴らしいと思います。

コミュニケーションを目的とするロボットは、ユーザーが会話を積極的に行うような外観・デザインでなければなりません。ロボホンの外観は、所有したい、好きだ、友達になりたい、話しかけたい、話が分かりそう、などの印象をユーザーに与えるもので、非常に優れたデザインです。

これがアップルみたいに削り出しのアルミでエッジがギラギラした無骨なロボットだったら、会話なんてしないんじゃないでしょうか。

ちなみに、Amazon Echoに代表されるように、海外の音声アシスタントデバイスは、あくまでユーザーを主、デバイスを従に位置づけた命令式のデバイスです。ロボホンは命令というよりは、会話、お願い、という要素が強い点が違います。
この親密さの違いから、ロボホンのほうが会話が増える可能性が高く、ユーザー情報を取得しやすいという利点があります。

頭部はホームボタンになっています。メタリック塗装が施されたプラスチック。上の穴がプロジェクター、下がカメラです。
ただ、欲を言えば、20万円もする製品ですから、金属を使って高級感を出すのもありかなとは思いましたね。たとえば頭部にあるボタンとして機能する部品などは、金属製でもよかったのではないでしょうか。

可愛さを演出する上では、プラスチックのほうがいいのは事実です。

2.ロビからのデザインの変遷

設計・外観はサーボモーターの配置を含めてデアゴスティーニのロビに似ていますが、ロビとロボホンの間にはウエリボというロボットが存在しており、これを含めると設計の変遷がハッキリします。
雑ながら比較画像を用意しました。分かりやすいように高さを揃えましたが、実際のサイズは大きく違いますので注意。
左から、ロビ、ウエリボ、ロボホン。
ウエリボはロビをベースにしたロボットですが、頭部の形状や、合成音声で発話する点、スピーカーの位置、腰回転を省略しつつも起き上がり動作が出来る点においてロボホンと共通性があります。

ウエリボがロボホンのプロトタイプ的な位置付けになっていたと言っていいでしょう。

ウエリボについては以下の記事で紹介しました。
http://raionnoie.blogspot.jp/2015/05/blog-post_21.html

ハード設計

iPhone6sと比較
そもそも、二足歩行ができて13軸もサーボを搭載したロボットが20センチ弱で実現されていて、しかもスマホと同じ機能が付いているロボットは他にないんじゃないでしょうか。i-sobotも小型でロボホン以上の数のサーボを搭載していましたが、スマホ機能までは搭載できませんでした。

たしかにスマホとしてみると少々かさばります。高さは良いとしても、厚みがありますからね。しかし、胸ポケットに頭だけ出すような形で入れることはできます。
iPhone6sと比較すると、ロボホンはちょうど頭一個ぶんだけ大きいので、ポケットから顔を出すようにしまう場合は、iPhoneを胸ポケットに入れているのと同じようなものです。

胸の白い部品(前掛け)はクリップとして機能するので落としにくくなっています。

将来的には前掛け、耳あて、手、ひざあて、あたりの部品には交換パーツが提供される予定だそうです。服を着せ替えるような感覚で、見た目を変えられるわけです。
座らせると同じ高さ

1.細部まで考え抜かれています

ロボホンの外装は共同開発者の高橋氏が手作業で作った部品をCADデータに起こしたものです。手作りでありながら工業製品のように左右対称で歪みのない外装はまさに職人技です。
もっとも胴体や脚部の造形に関しては、CADデータ上で内部設計に合わせて微調整が施されていたようです。

胴体の外装は3つの部分からできていて、画像では裏表からサンドイッチされる位置にある部品が調整されているようです。
https://www.facebook.com/robohon.jp/photos/pcb.819074854892891/819074724892904/?type=3&theater
可愛さの秘密は各所にあります。

例えば、膝は曲がりませんが、膝当てのような部品によって膝が表現されています。後ろから見るとふくらはぎの膨らみさえ表現されています。“お尻”もあります。
“お尻”や“ふくらはぎ”も造形されています
もしもこういった造形がなければ、のっぺりした棒状の脚が付いているだけの可愛げのない外観になってしまいます。そういうのは無骨さはあっても可愛さはありません。

そういった欠陥が積み重なると、ユーザーはロボホンを可愛いと感じなくなりますし、愛着など抱かなくなります。

ソニーのパーソナルアシスタントデバイス「Xperia Agent」。顔が付いているだけに、“だるま型”は残念です。顔の動きはかわいいです。

こういった表現は手のひらの造形にも見られます。レゴのミニフィグのようなCの字の部品ですが、きちんと親指まで造形されています。人間のような生々しさはないものの、きちんと手のひらであることが伝わる美しいデザインです。

余談ですが、ロビやロボホン、白い部分と黒い部分、どっちが“服”なのだろう、という疑問があります。ウルトラマンと同じですね。高橋先生としてはロビは一応黒い部分が服ということだそうです。ロボホンは当然、黒い部分が服じゃないと大変なことに(笑)

ところで、肩関節は前後にしか動きません。もしも左右に腕を広げるためのサーボモーターを追加すると、肩幅が広がり、バランスが悪くなります。そうならないために、あえてサーボモーターを省いているわけです。

キロボミニ。関節のせいで肩がいかつくなったロボの例。ロボホンと見比べると分かる圧倒的な肩幅の広さ。

しかしこの設計の凄いところは、肘と肩のたった2つのサーボモーターだけでダンスなどの豊かな表現ができる点にあると思います。それぞれの関節が違う方向に曲がるように取り付けられていることに加え、始めから腕に角度がついているのが豊かな表現の秘訣のようです。

ロビの腕(写真左)。直線と曲線がキレイに融合しています。
ロボホンの腕のアップ。こちらも美しい造形。

高橋先生のロボットはどれも、シンプルなようで複雑なような、かっこいいようで可愛いような、見事な造形です。
ロボホンの腕も、一見単純なようでいて、様々な種類の面から構成されています。これを眺めるだけでも楽しかったりします。

近年の流行は“シンプル”で、ロボホンもある程度シンプルな造形です。しかしながら、よくよく見ると複雑な面構成です。これは何故でしょうか。
思うに、ロボホンは人とコミュニケーションをとる、人格のあるロボットですから、ある程度人間らしさのようなものが要求されているはずです。
人を極限までシンプルにするなら、棒人間のような造形にすることが考えられますが、果たして棒人間と友だちになったり談笑したりしようと思うでしょうか。そんなことができるように見えるでしょうか。見えないはずです。生きていること、人間であることには一定程度の複雑性がなければならないのだと思います。
そうすると、ロボホンもコミュニケーションが取れる人格のある外観にしようと思えば、ある程度複雑さがなければならないはずです。
その複雑さとシンプルさの落とし所が、高橋先生のロボットでは、ロボホンのような造形になったということでしょう。

2.サーボモーター

電源オフでも姿勢が維持できます
ロボホンの各サーボモーターは、動いていないときは脱力しているようです。
ロビであれば、立っている間は、サーボが脱力すると姿勢を維持できなくなるので、常時全身のサーボに力が入って姿勢を維持しています。ロボホンの場合、電源の有無にかかわらず立ったまま置いておけます。

サーボモーターは電力消費が激しく、ロボットはたんに立っているだけでもサーボが動いていてバッテリーを消費します。ゆえにロビは20分弱しか連続稼働できないのですが、ロボホンはそもそもサーボモーターを動かさないことで、1日以上使えるロボットになったようです。
以前のロボホン特別セミナーで、サーボの回転が固めにしてある、という話を聞いたのですが、要するに脱力した状態でも姿勢を維持できるように工夫してあったわけですね。


https://www.facebook.com/robohon.jp/photos/pcb.814430342024009/814429788690731/?type=3&theater
ちなみにサーボモーターは超小型。画像で「従来の小型ロボット用サーボ」と言われているのはおそらくロビで使用されていたサーボ等を指しているのだと思います。

3.その他

先ほほどの画像をもう一度掲載します。ロボホンの内部にあるケーブルを専用設計にすることで本体をスリム化したそうです。
高橋氏も過去にロボホンのサイズにはかなりの自信を見せていました。現在ZenboやJibo、Pepperあたりは手も脚もなかったり、車輪で動いたりするわりに、やたらめったら大きくて、持ち運びは不可能です。それに比べると、スマホよりちょっと大きいサイズで二足歩行のロボットというのがいかに凄いか分かりますね。
この辺は高橋氏だけでなくシャープの技術力も大きく貢献しているところだと思います。

背丈が倍ぐらい違うロビとロボホンですが、CPUボードやバッテリーの入った胴体部分のサイズはそれほど変わりません

スペックやOS、アプリ

1.OSとホームアプリ

専用のホームアプリを搭載。アイコンの並べ替えもできないぐらいシンプル
Android。一般的なホーム画面に切り替えられます

具体的には、設定→端末情報→ビルド番号 と進み、ビルド番号を連打します。管理権者モードにはいったら、設定に戻って、一番下の項目を見ると「その他」が追加されています。その他→ホーム切替→Launcher3をタップ。これでホーム画面を通常のスマホと同様のものに切り替えられます。

ブラウザはインストールされているので、普通に検索できます。でもそれをプロジェクターで映したりできるわけではなく、ただただ不便です(笑)。

Google Playがないので、個人でアプリの追加は基本的にできません。入れても小さい画面に最適化されていないので不便です。
パッケージを直接ロボホンに入れてインストールすれば可能なのかもしれません。

CPUはsnapdragon400。去年のモデルですし、ミドルレンジの下位クラスとかなり低い性能なんですが、使っていて気になることはありませんでした。背面パネルを操作していると、反応がちょっと鈍い感じはありましたが、ほとんど操作らしき操作はしないので、気になりませんでした。
CPUスペックの低さを気にして購入をためらっている方がいるなら、気にせず買って良いと思いますよ。

タッチパネルの精度は高くて、Wi-Fiのパスワード入力時、QWERTY配列の米粒みたいなキーボードを一度も押し間違うことなく入力できました。でも日本語入力なら手書きで打ち込めるので、アルファベットでも同じようにしてくれれば良いのにとは思いますね。

頭部にプロジェクターを搭載したことから、頭のサイズをこれ以上小さく出来ず、頭の大きさに合わせてボディも作ったことから現在のサイズになったようです。
今後より小型のプロジェクターが開発されれば、ロボホンの小型化もありうるのかもしれません。

2.アプリ

5月時点ではプリインのアプリしか使えないのですが、6月下旬から、新しいアプリが公開されるそうです。

プリインアプリだけでも基本的なアプリに加えてリマインダーやアラームなどがあります。

今後公開のアプリとしては「ロボ釣り」とかいう色物から、タクシー配車やレシピ検索・表示アプリなど、わりと真面目なアプリがあるようです。

ゲームは無いだろうと思っていた所、公開されるんだとか。
プロジェクターがあるので色々できる模様。バッテリー食いそう。

使用感

1.「ロボホンのこと教えて」機能

「ロボホンのこと教えて」というと、ロボホンにいろいろ質問できるようになります。
かなり楽しいです。質問してと言われても、何を聞いたものかと思うんですが、ロボホンの方から質問してほしいことを言ってくれます。
買って直後に遊んだ限りでは100ほどの質問と回答が用意されているようです。調子に乗って聞きまくっていたら「ヒントはもうないよ」と言われてしまいました、用意された質問を全て聞き終えたようです。

今後のアップデートに期待して、ときどき「神様についてどう思う?」とか、答えられなさそうな質問をしてみたりも(ちなみにこの質問、Siriは答えられます)。
会話のログが向こうのサーバーに送られているようですから、ロボホンにいろんな質問を投げかけて機能強化を促すのも悪くないと思います。

サッカーのシュートやロケットパンチをする仕草を見せたり、ギャグも言ったりと、深みがあります。

2.話しかけ方

話しかけても、表現によっては理解できないことがあります。
例えばバッテリー残量を尋ねる時の質問の仕方。以下のように認識できたりできなかったりします。

×「バッテリー残量教えて」
×「電池残量は?」
○「電池残量教えて」
○「電池どれぐらいある?」

こういった質問は、Siriの場合どれも理解してくれるので、いちいち言い直さないと分かってくれないロボホンには疲れることもありました。
どうも、「〜教えて」の代わりに「〜は?」だと通じないみたいです。「明日の天気教えて」より、「明日の天気は?」のほうが自然な気がするのですが、そうでもない?
追記:天気についてはアップデートで対応したのを確認しました。うれしい

他にも「明日の7時に起こして」と言った表現も通じません。
「アラームかけて」と言ってから、ロボホンの返事を待って、それから日付や時間を改めて言わなければなりません。これが一回で済むようになると非常に便利なので、ぜひ対応して欲しいですね。

「キーワード検索」という、ウィキペディアで言葉を調べてくれる機能があるのですが、これも「キーワード(ウィキペディアでも可)検索して」と言ってから、ロボホンの返事を待って、具体的な検索内容を言わなければなりません。
これも「ロボホンでキーワード検索して」と言って理解してくれるなら、かなり実用的になります。

ちなみに、詳細は背中についている画面で見れますし、情報がない場合はグーグルの画像検索をしてくれます。

3.「ロボホンリンク」

これを使えばLINEなどとも連携できます。

iOS対応じゃないのが残念。というか、LINEとかもろもろのアプリがロボホン専用アプリとして出てくれれば済む話なんですけどね。

4.プロジェクター



ロボホンにはカメラが付いていて、しかも撮った写真や動画をプロジェクターで見ることが出来ます。他にも、動画や音楽をYouTubeで検索してプロジェクターで投影してみたりもできます。
プロジェクターの画質もかなり良く、部屋の壁や天井にでかでかと写真や動画を写すと楽しいです。現状では机の上か壁に映すことしかできません。天井に映す際は、自分でロボホンを天井にむけることになります。光に気をつけることと、頭部のファンを塞がないようにする必要があります。

顔認証か声紋認証しないと使えないなど、ちょっと手間なのですが(子どもが使って怪我をしないように、ということのようです)、それほど時間がかかるわけでもなく、すぐ使えます。

たんなるオマケ機能と思っていましたが、めっちゃ使える機能です。

家電製品らしい注意書きが頭部に

5.その他

ロボホンを背面スクリーンで操作しているときに、ロボホンが暴れる動くので、持ちにくいし、操作しにくいという点が問題です。
タッチパネルからの操作の際には、動きを控えるか、少なくしても良いんじゃないでしょうか。

追記:
ロボホンにはお出かけモードがあります。「出かけるよ」というと、足の先を折りたたんでポケットに入れやすくしてくれる機能です。
で、これは単にポケットに入れやすくする機能ではないようです。
この状態では、腕は常に胴体よりも上にあるので、胴体を持って操作してもロボホンが動いて困ることはありませんし、足の先端が折り畳まれているので、スマホのように持ちやすくなります。

この機能の存在からすると、室内では本体に触れないで操作、外ではお出かけモードで持ちやすくして操作、ということが想定されているようです。

ただ、それでも室内で使う場合でも背面のタッチパネルを操作する機会はあるので、タッチパネルを操作している時は動きを控えてほしいと思いますね。

公式動画も貼っておきます。


追記は以上です。


また、ロボホンは「話がわかるロボット」と言うわりには、Siriほどムダ話ができるわけでもなく、はやり天気やニュースを教えてもらうという、実用的な機能のために会話することになる点に不満が残ります。

人間がそうであるように、ロボホンとユーザーの関係を深めるにはムダ話を含めて日常的に多くの会話をこなすことが必要でしょう。

まとめ

またツーショット

1.

というわけで、個人的にハードは完璧、ソフトウェアはまだまだ改善の余地ありという感じでした。
ソフトも良く出来てるんですけど、ハードが良いだけに要求が高くなっちゃうというか、期待しちゃうというか。これからの進化が楽しみです。

2.ロボホンは売れない?

ネットを見てると、ロボホンは売れないとか言ってる人もちらほら。すでに1000台売ってるので、売れないも何もないのですが。ロボットなんか売れないという発言自体はロビが12万台売れている点を見逃しているので、情報収集力不足です。

というか売れるかどうかが、あなたにとって重要な事なんですか?と思いますけどね。

他にもロボホンが憎くて憎くて仕方ない人もいるようですが、ロボホンに親でも殺されたのでしょうか。

彼らに言わせれば、ロボホンの記事は全て提灯記事で事実に反する過剰な評価であり、ロボホンはゴミ、という話なのですが、たぶんiPhoneが出た頃はiPhoneはガラケーに比べてゴミ、タッチパネルとかあり得ない、誰も買わない、などと宣っていたのではないでしょうか。

他にも、ロボホンを電話にする意味があるのか、というツッコミはよくあります。開発者の高橋さんによれば、携帯電話ショップでの販売によって、ユーザーがロボホンを手にする機会を増やすという意味があるようでしたが、現在ロボホンのケータイショップでの取り扱いはなし。
個人的にはむしろ、電話機能を持たせることで、半ば強制的に外に持ち運んで使わざるを得ない状況にして、ロボホンに宣伝効果をもたせたり、ロボホンが存在するのが当たり前の社会を作るという意味があるのではないかと思いました。

僕は今のところ外で使う機会がないので、持ちだしたことないですが(笑)いずれ

また、中高年が使うには可愛すぎる、という指摘もあります。現状かわいい路線が変わることはないでしょう。
方向性としては2つあって、一つは、十分売れて皆が使い始めたら、別に恥ずかしくもなくなる、という可能性。もう一つは、ある程度売れたらもっと地味な、無骨な外観のロボホンが発売されるという可能性です。

ただ、指摘しておきたいのは購入者の7割は男性だという点です。別に室内だけで使ってもいいわけですし、外で使うと恥ずかしいかどうかはあまり問題にならない気もします。

ロボホンのデザイン違いが出るという話については、AIBOを見ると分かりやすいです。
ロボホンと比較されることのあるAIBOですが、ロボホンとは逆に、初期は若干無骨なデザインでした(AIBOのラインナップ内で相対的に見て、という話ですが)。ある程度普及しはじめた後期になって、丸みを帯びた可愛さ重視のAIBOが登場しています。
ロボホンはこの逆を辿るのではないか、という話です。
公式サイトより
それにしても、こんなにセンスのよかったソニーが、Xperia Agentとか作っちゃうあたりが……

3.厚かましい要望

あと、ユーザーの顔をトラッキングして首を動かして、ユーザーの方に顔を向けながら話せると、生きてる感じが増すんじゃないかと思いました。現状だと、目線があってる感じが薄いです。

終始こちらに顔を向けられるのも逆に厭かもしれないので、たまに、ぐらいのほうが良いんでしょうかね

最後は後ろ姿



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