このイベントは、ロボホンの開発に携わった関係者が参加して、ロボホンの基本機能の説明をしたり、実際にロボホンで遊ばせてくれるというもの。
会場の様子
正面にスライドが映されており、これでロボホンの基本機能を解説してもらいました。
4人毎にテーブルを囲んで、2人に1台ロボホンが割り当てられていました。
冒頭からいきなり、司会の「ロボホンは……」という言葉に反応して近くのロボホンが「はーい」と返事をしたりと和やかな空気でした。
セミナー内容は以下のとおり
- 搭載機能や各サービスについて説明(20分)
- デジタルファッションデモ(10分)
- タッチ&トライ(50分)
- 質疑応答(5分)
- アンケート記入(5分)
今後アプリを配布したり、実際に着せ替えパーツを販売する予定らしいですが、詳細は未定とのこと。ユーザーが用意した絵や写真を自由に印刷できるようなサービスになると面白いんですが、そういう話には触れていませんでした。今後のロボホンの売れ行き次第といったところでしょうか。
ロボホンリンクの実演の様子。ロボホンとAndroidスマホを連携させることで、スマホに来た通知などをロボホンで知ることが出来ます。ウェブサイトのQ&AによるとiPhoneには非対応らしいです。残念。
どの通知(メール、電話など)か、誰からなのか、などで細かく通知の有無を設定できるそうです。
ちなみに実演で使用されたスマホは、シャープのエヴァンゲリオンスマホ(AQUOS SH-M02-EVA20)でした。着信音が聞き覚えのある使徒の音に設定されてて面白かったです。
未発表ダンスや、その他の詳細情報
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| こちらは過去に撮影した写真です |
プロジェクターではアルバム表示も可能だそうで、人や場所、日付などで絞り込んでプロジェクターに映してくれるそうです。
実際にアルバム表示を表示してもらったところ、撮影場所などをロボホンが写真ごとに教えてくれました。
ユーザーの個人情報や季節などから、おすすめの音楽を流してくれる機能もありました。
また、アラーム機能では、スヌーズし過ぎるとロボホンが怒って起こすのをやめてしまう機能(?)も搭載しているんだとか。
面白そうなのが、「返事覚えて」という機能です。
ロボホンは話しかけても内容を理解できない場合がありますが、そのような場合に、どのような返事をすれば良いのか覚えてもらうことができるそうです。
以下の記事(会員限定のようです)で、同様の機能について少し触れていますが、やはり具体的な受け答えの言葉を覚えさせる機能のようでした。アプリの起動や具体的な動作が指定できるようになると面白いと思いますが、今後に期待です。
かわいくて賢いロボホンと2週間暮らしてみた結果
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO01949710U6A500C1000000/
タッチ&トライ
ロボホンの画像自体は検索すればいくらでも出てくるので、需要がないような気もしますが、体験の様子を写真を載せつつ紹介します。![]() |
| 使い方の注意スライド |
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| ダンス中のロボホン |
実際にロボホンで電話をしたり、写真を撮ってもらったりと、これまでの展示イベントでは出来なかった操作を楽しめました。
写真撮影については顔検出機能があり、人物が画面の中央に来るように自動で撮影してくれます。この機能は普通に便利だと思います。画面が小さいので写真の質はよく分かりませんでしたが、色味は問題ないようでした。
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| 話しかけの例を書いた紙が置かれていました |
送ったメールは本体の画面でもチェックできます。タッチパネルの操作感も特に悪くはありません。小さいですが。
ロボホンで画像を検索している様子。Googleの画像検索を行っているようです。
プロジェクター表示中は画面上にカーソルが出ており、これを本体のタッチパネル上で操作することで、画像を切り替えたりできました。
動画検索の場合、二本指で画面をスワイプすると、別の動画に切り替えられました。画像検索でも同様の操作ができるかもしれません。
カーソルが出るのは面白いですが、操作しやすいわけでもなく、今後改善の余地がある気がします。ちなみにプロジェクターの表示はそんなに手間取らないので気軽に使えます。初期の動画を見ているとプロジェクターの表示までに時間がかかりすぎる感がありましたが、改善したのかもしれません。
感想その他
実物に触るのは2度目ですが、ハードもソフトも細かいところまで作りこんであって、全然飽きません。もっと遊びたいです。発売日が待ち遠しいです。ちなみにソフトは発売ギリギリにも関わらず開発を続けているらしく、バグ潰しに追われているようです。
開発スタッフに伺ったところ、今回も外装は高橋氏が手作業で作ったものだそうです。それをスキャンしてCADデータに起こしたそうで。
ロボホンのホームアプリはオリジナルのものが採用されていますが、設定メニューを見たところ、一般的なホームアプリに切り替えることもできました。正式版ではどうなっているかわかりませんが、ソフトに強いユーザーならアンドロイドアプリをインストールして使うのは簡単そうです。
なお、公式サイトでロボホンを購入する場合は、出荷段階でSIMや個人情報の設定を済ませて送ってくれるそうです。
というわけで、以上、ロボホン体験セミナーの様子でした。









